外の世界は意外と楽しい

海外経験者のサードプレイスAWAY LOUNGE代表者のブログ

海外かっけぇ!って憧れ早く潰せば?

海外かっけぇ!って思うならとりあえず出て見て感じてくればいい。

海外行ってる人って無条件でかっこいいと思う。と考える人がいわゆる「グローバル化」が進んだ今日でも数多く存在する(海外とはこれまた随分と漠然とした概念ではあるが)。「かっこいい」と感じる理由は割と単純で、それは漠然とした「憧れ」がそうなのだろう。では憧れとはなにか。 

「自分が知らない世界を知っていることから生まれる好奇、尊敬」

自分の知らない世界を知っている人はかっこいい。そりゃそうだ。そして海外に出たということは、出ていなかった人と比較して多くの知見を得ていることは間違いない。その点では憧れの対象となるのだろう。

生まれてこのかた日本人としか接してこなかった。という人も多くいるだろう。日本は島国だし、お金持ちだから出稼ぎの必要もないし、外国人労働者も積極的に受け入れていない。というわけで、違う人種の友達、違う言葉を話す友達がいるとちょっと憧れちゃう。そんなものだろう。

ここで言いたいことは、「おまえなー、日本だって他の国から見たら海外なんだよだからおまえも既に海外住んでるんだよ」という何にもならない慰めではない。

憧れなんかさっさと潰しちまえということだ。

・尊敬している人は決まって海外に行っていた。

・海外のすごくおしゃれな街で素敵な人生を送っている人がいる。

そんなことがあるのなら、その国に一週間でも行けばいいし会いに行けばいい。そうすれば「憧れるに足る憧れなのか、虚像なのか」がある程度はっきりするだろう。そしていつの間にか、海外に対する漠然とした憧れは具体性を帯びた達成すべき目標に変化していることだろう。

もしかしたら日本で生きることを選ぶかもしれない。いいではないか。憧れという曇ったフィルターが取り払われた目で認識した世界で自分の進むべき道を決められたのならば後悔とは無縁の人生を送れるのだろう。

とりあえず私はヨーロッパ一周したい。「ドイツかっけぇ!フランスおしゃれ!バチカン?リヒテンシュタイン?モナコ?何それ国なの小さくない?」とか思うし。訪れない限りは常にこの地域を過剰に意識して人生を送ることになるのだと思う。

四月は君の嘘を観て、深く生きようと思った。

マレーシアに来て、とある日本人に勧められた「四月は君の嘘」を観た。

日本にいる時はアニメなど興味がなかったが、異国に来るとなぜだろう。日本とつながりたくなる。

そんなわけで見てみた。

 

序盤から、想いが溢れてくる。

 

圧倒的なまでに圧倒される。その感情に、演奏に。

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from http://blog.goo.ne.jp/non32000/e/ceba6659593114752698946c03256ee7

ストーリーの影響力は本当に大きい。映像と音楽が掛け合わされ、それが圧倒的なものになった。

ショパン、エチュードホ短調作品25-5から始まる物語。初めから悲しい終わりが暗示されている。切ない。切ないが暗くない。そんな物語。

 

秒速五センチメートルと同じだ。この胸をうだつ感覚はなんだ。

 

音楽はこんなに人を感動させるのか。芸術の力は偉大だ。

これまでに自分は人を感動させたか?心を動かしたことはあるか?善意で社会は変えられない、されど金で心は動かせない。

 

鑑賞後、このストーリーに大きな影響を与えたとされるいちご同盟を読む。

本当に短い小説だ。速読しようと思わなくとも、小一時間で読了してしまう。強く、太い物語。

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from http://trender-news.com/?num=19513

「ねぇ、私と心中しない?」と話した死期を悟った15歳の少女。

「むりをして生きていたも、どうせみんな死んでしまうんだばかやろう」と書き、自殺した15歳の少年。

 

小学の頃、そしておそらく中学でも、何度も自殺を考えた自分にとっては非常に身近で、懐かしく、そして深刻な問題だった。だからこそ引き込まれた。

 

今、死とは比較的無縁の生活を送っている。社会の中で役割もある。だから本質的な「生きる」「死ぬ」ということに関して深く考える機会がない。

 

そんな今の自分を、この2作品は深くえぐった。

 

深く、生きたい。

幸せは輝かしい何かの先にあるわけではない

あっちこっち飛び回っているからこそ大切にしなければならない思いがある。

 

世界中飛び回って仕事したり、多言語を操って多国籍の人と仕事をしてかっこいいかもしれない。

けれど、かっこいいことしてる自分に酔いすぎると大切にすべき何かを失う。

そして時々とてつもなく薄っぺらい人のように自分が思えてくる。

 

大切にすべきことなんて誰が決めたの?と反論するだろうけど、そんなものは明確に定義されていない。個人個人がふとした瞬間にそう感じるものがそれだから。

 

時には、自分とは対極の生活を題材とした小説や、学生生活がテーマのアニメやドラマを楽しんでみるといい。

 

「盲信」は良くない。自分の生きる道のみが幸せへの唯一の道だと信じ続けた結果、そう"信じ続けなければ生きる意味を失う”ような事態は避けなければならない。

 

幸せは輝かしい何かの先にあるわけではない。

 

じゃどこにあるかって?

 

さあね。見つかったら苦労はしないや。

 

ただ、何か壮麗で荘厳で絢爛で誰もが憧れるようなものの先にあるものではないことは確か。

振り返った時に、節々に己の意志を感じられる人生を送りたい。

 休学なんて、したいならばすればいい。海外の大学への編入もしたいならばすればいい。インターンだってすればいい。広い世界を見たいならば行けばいい。誰にもそれを止める権利はないし、後押ししてくれる人は沢山いる。特別なことでもなんでもなく、人生の選択肢の一つというだけ。今、周りにそういう人がいないとしたら、その理由はただ一つ。自分がこれまでその価値観で生きてこなかったから。一度価値観が変わってしまえば、勝手に似たような人が集まってくる。そんなもん。

 

厳しいとはいえ日本は凄い国で、日本国内で最適化されてれば生きてはいける。そしてある程度成功もできる。そんな仕組みがある。地位も名誉も求めなければ、そこそこの暮らしを享受できる。日本がダメになった時にどうするかなんて考えない。なぜなら、これほどの国富を持つ国が潰れるなんて実感わかないから。

 

そんなわけで、既定路線から外れる積極的な理由がない。その既定路線というのは、大学で言えば4年で卒業してそのまま就職というルート。そしてそれが親孝行という価値観がある。

 

少なくとも地元ではそうだった。日本の外を見れば当たり前のことではないけれど、私みたいに地方で生まれて地方で育ち(とは言っても東京から1時間くらいだが)地方の進学校に進みそこから上京した人間は、他の価値観に触れる機会に恵まれていない。都内はいいな。...と思っていた。ところが、上京して都内の高校生の話を聞くとそんなこともないようだった。学校と予備校と家の往復で、彼らの世界はそこで完結している。地方も都内もどこも同じ。そして彼らと触れる人間ー家族、教師などーの価値観は基本みな同じ方向を指向しているため、日本国内でどう生きるか以外の選択肢をリアルに提示できない。

 

日本国内だけで完結する人生もいいと思うし、様々な国の都市を飛び回る人生もいいと思う。好きな人生を選べばいい。「世界に出ろ!!」と声高に叫ぶ人たちにはむしろ違和感を覚える。しかし、私が学生の頃は「人生の選択肢とはこれほどまでに少ないものか」と半ば失望していた。どうやら私は「世界に出ろ!」と言われて「そんじゃ行ってくるわ。」という側の人間らしい。生まれてから大学進学までの間同じところに住んでいたくせに、場所に対する執着よりも、他の場所に対する好奇心が勝ってしまう。

 

幼い頃、「人生は旅だ」と何かで読んだ。旅とは何か。道なき道を進み、未知なる未知(知らない何か。知らない=未知なる 何か=未知)との遭遇を楽しむ終わりなき行程。時に意志を以って進み、時に時代に社会に身を委ねる。積極的に逸脱する必要はないけれども、普通はこうだよねという価値観は大きな目で見たら決して普通ではない。それを念頭に置かなければ、自分だけの人生など送れない。

 

振り返った時に、節々に己の意志を感じられる人生を送りたい。

【根無し草】マレーシアで2ヶ月間放浪していた

大前研一さん曰く、人間が変わるためには3つの方法があります。

1,時間配分を変える

2,住む場所を変える

3,付き合う人を変える

 

出口治明さん曰く、人間が学ぶ方法は3つしかありません。

1,人から学ぶ

2,本から学ぶ

3,旅から学ぶ

 

この2ヶ月は住む場所を頻繁に変えています。つまり旅です。遊牧民やってます。

理由は単純で、住む場所を変えれば自然と付き合う人が変わるからです。

おまけに書店に並ぶ本も違います。

 

大前さんと出口さんの定義からすると、これってすごい成長機会です。

日本にいるときは「はぁ。」って感じだったのですが、マレーシアに来てから実感します。

視野の広がりと新たな視点の獲得が多いです。

海外に滞在する際にはあっちこっち渡り歩くことをお勧めします。

 

ここ2ヶ月で住んだ場所は以下です

1,bangasr

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高級住宅地として知られており、エリアによっては高層ビル群が大量に建設されています。

(マレーシア人目線での)外人が多いです。白人と中国人。

 

2Cheras

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郊外です。マレー系、インド系が多いです。

 

3,KLsentral

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ターミナル駅があり、急速に開発が進んでいます。インド人街があるのでインド人多いです。

 

4,Midvalley

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イオンモールのようなメガモールと、高級モールがあります。有数の買い物スポットです。

Air bnb を利用して、中国青島出身のおじさんの大きなハウスに泊まりました。

人はあまり住んでいません。

 

5,Masjid Jamek

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KLsentralの隣駅です。ホームレスが多いですが、こちらは夜も暖かいため外でも快適です。

インド系マレー系が多い印象です。

6,Manbsar South pantai hill park

7,Jakarta INDONESIA

8,Singapore

9,Johor Malaysia

10,マラッカ

 

 

日本と違って住む場所変えれば見える人、ものが全然違ってくるので面白いっすよね。ほんと。

かもん。

 

おまけ:Bukit Bintang

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マレーシアの渋谷。駐在員の方も多く住まれています。中華系多し。

【透明感抜群ブルーモスク!】世界4位の規模を誇るブルーモスク|マレーシアの観光名所|行き方と感想

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ご存知の通り、マレーシアはイスラム国家です。イスラム教と言えばモスクです。

こちらの写真はマレーシア最大のモスク、ブルーモスク(Blue Mosque)です。正式名称はMasjid Sultan Salahuddin Abdul Aziz Mosque 

ブルーモスク、本当に綺麗です。一度行く事をお勧めします。入場無料でボランティアのガイドも付きます。私が行った時には中華系マレー人が英語でガイドしてくれました。

場所はマレーシア セランゴール州 シャーアラム Shah Alam,Selangor,Malaysia にあります。

(ちなみにマレーシアの首都クアラルンプールはこのセランゴール州の中にあります。

ローマとバチカン市国みたいな感じです。イタリアとサンマリノ共和国みたいな感じです。クアラルンプールの周囲はセランゴール州に囲まれています。)

このブルーモスクの収容人数は2,4000人。世界第4位の規模を誇ります。

ブルーモスクへの行き方

マレーシアの首都クアラルンプールのターミナル駅からの行き方を書いておきます。

KLsentral駅

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から

KTMコミューター

という見かけ倒しの電車(140km出ると謳っている割に車の方が早いしよく止まる)

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こいつに乗ってしばらくがたごと行くと、

Shah Alam(シャーアラム駅)

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に着きます。

私が行ったときには、ヒジャブを被った女性たちがセルフィーしてました。

インドネシアに行った時、ジャカルタで会った日本人が

「セルフィーは自分を神に近づける行為とされて、ムスリムはやらないんだよ」

と教えてくれたのですが、マレーシアではそんな事はないらしいです。人それぞれなんですね笑

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ブルーモスク(Blue Mosque)へは、この駅からタクシーで10分くらいです。

料金は電車2.5RMとタクシー10RMくらいで片道約375円でしょうか。安いです。

 

実際にブルーモスク(Blue Mosque)へ行ってみた

メインエントランスはこちらになります。

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青と白のコントラストがまじで綺麗です。芝生の緑がいい差し色になっています。

真正面からの写真はこちらです

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噴水がいい感じ。

ミナレットが入りきらなかったので下がったら、木が邪魔で一本隠れてしまいました笑

ちなみにこのミナレット、約140mの高さがあるそうです。

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入り口で中華系のガイドさんに案内してもらってツアーが始まります。無料です。

最初に目に入るのがこちらの綺麗なタイル。どこで作られたの?と聞いたところ分からないとのことでした...

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ミナレットの足元。でかい、太いです。

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140mって高いですね。昔は上に人が入って大声で礼拝の合図をしていたそうですが、今ではスピーカーを使っているそうです。

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中に入るとこんな感じで回廊があります。

床にある二本の直線は、信者が礼拝する際の基準線だそうです。

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綺麗なドームです。直径50mあるそうです。

付け根にあるアラビア文字は全く読めません。

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天井が綺麗すぎてやばいです。

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ここは地中海かギリシアか!?と思いました。

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風通しも良いし視覚的にも涼しいし.....

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直径50mのドームの下はこうなっています。掃除の最中でしたので業務用掃除機が左下に写り込んでいます。

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同じ場所を別の入り口から撮りました。ドームの直径は50mなのに対して、ここは端から端まで100mだそうです。

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シャンデリアがあったり、

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綺麗なステンドグラスがあったり。

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ドームの真下にぶら下がっているシャンデリアは豪華絢爛です。ここまで大きいものは初めてみたので驚きました。

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ドームの裏は幾何学模様です。吸い込まれそうになりました。

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モスクを出ると、こんな小道があります。

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通り抜けると、ブルーモスクと小さな3つのモスクを一望できます。

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近くにはこんな素敵な場所も。

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くぐり抜けるといい感じにモスクが見える場所に着きます。

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まじ綺麗。

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ここが熱帯気候ではなくもっと涼しければ絶好のお散歩スポットなのになぁ...笑

マレーシア・バトゥ洞窟【ヒンドゥー教徒世界9億人の聖地】 Malaysia/Batu Caves

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マレーシアの首都クアラルンプールから北約13kmゴンバック(Gombak)地区に位置する、272段の階段で有名なヒンドゥー教徒の聖地バトゥ洞窟(Batu Caves)。ヒンドゥー教の本場インドでは危険すぎると禁止になった、針を身体中に刺す「タイプーサム祭(Thaipusam)」が、ここバトゥ洞窟(Batu Caves)では世界一盛大に開催されます。マレーシアでは有名な観光スポットとなっています。

Contents

  • ところでバトゥ洞窟(Batu Caves)って何
  • 世界三大宗教になれない、世界三位の宗教人口を誇るヒンドゥー教
  • 針を刺しまくるタイプーサム祭(Thaipusam)とは何か。
  • 実際どんなものかと思って行ってみた。
  • バトゥ洞窟(Batu Caves)への行き方/写真/感想

行き方を知りたい人は上の方は読み飛ばしてガンガンスクロールしちゃってくださいな。

 

ところでバトゥ洞窟Batu Cavesって何

この岩です。

いや、厳密に言うと、この岩の中にある鍾乳洞のことです。

この岩には3つほど洞窟があります。

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マレーシアの首都クアラルンプールから北上すること10km。高速道路を走ってると、突如としてこんもりした緑が目に飛び込んできます。実はこれは山ではなく石灰岩。なぜか地上に石灰岩が飛び出してしまったんです。

マレーシアのエアーズロック。

...とは誰も言いません。

バトゥ洞窟(Batu Caves)です。

そしてやたら目立つ金ぴかの巨大像。なんの神かは知りませんがとにかく金ぴか。だいたい 50mくらいの高さがあるようです。(こいつが景観を台無しにしているとも言えなくもない....)

※調べてみたところ、この金ぴかはムルガン(スカンダ/Murugan/Skanda)と呼ばれるヒンドゥー教の軍神でした。日本では韋駄天、鳩摩羅天として知られています。火神アグニと聖者の娘スヴァーハに乗り移った破壊と創造の神シヴァとヒマラヤ山の娘パールバーティーの子です。

パズドラで言うところのこいつとf:id:yukitokoi:20150428140858j:plain

こいつ

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の子供がこいつ。金ぴか。

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というわけで、このバトゥ洞窟(Batu Caves)はヒンドゥー教の聖地なんです。約100年ほど前に寺院として整備されて以来、ヒンドゥー教の聖地となりました。

ちなみにこの鍾乳洞自体は4億年という悠久の時を刻んでいます。

世界三大宗教になれない世界三位の宗教人口を誇るヒンドゥー教

ところで、世界3大宗教とは何かをご存知でしょうか。

キリスト教、イスラム教、仏教の3宗教です。しかし実際には仏教徒はキリスト教イスラム教に比べて少ないんです。

[キリスト教]22億5500万人 33.4%

[イスラム教]15億人 22.2%

[仏教]3億5000万人 5.7%

仏教は世界人口の5.7%しか占めていないんです。

ここで、ヒンドゥー教です。

[ヒンドゥー教]9億1500万人 13.5%

おお!ヒンドゥー教徒は仏教徒より日本人4.5倍分も多いではないか...!

ではなぜ仏教は世界宗教で、ヒンドゥー教は違うのでしょうか。

それは世界宗教の定義にあります。

世界宗教とは以下の宗教を指します。

・民族、地理を超えて広がっていること

・文化的、社会的に及ぼす影響が大きいこと

・入信において出自を問わないこと

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ヒンドゥー教は基本的にインド国内に留まっており、あまり拡がっていない事が分かります。

仏教はインド発祥ですが、ヒンドゥー教の勢力に追い出されてインドを飛び出しました。大乗仏教と小座部仏教に分かれてそれぞれ中国→日本 スリランカ→東南アジアへと伝わります。結果、仏教は世界宗教になったんですね。(超さらっと。)

 

ちなみに日本は無宗教国家だという認識が強いと思います。実際、調査機関ビューリサーチセンターによると、日本の半数以上に当たる約7,200万人が無宗教だそうです。世界中では、何と約11億人が無宗教とされているようです。

世界の第三勢力は無宗教でした。

※無宗教とは確立されている宗教を信仰していないという事です。私個人としては、日本人は無宗教だとは思っていません。

針を刺しまくるタイプーサム祭(Thaipusam)とは何か。

身体中に針や鉤爪を刺すという奇祭として知られるタイプーサム祭(Thaipusam)ですが、これは一体なんのお祭りなのでしょう。

写真の一際目立つ金ぴかの像、そう。ムルガン神に関連するお祭りなのです。ムルガンの母であるパールバーティーが、敵対していた悪魔との戦いに勝利するために息子であるムルガンに最強の槍を授けた....という故事を祝うお祭りです。

ここに集結するのはシンガポール、マレーシア、インドなどで暮らすインド系タミル人です。集まる人数は100万とも200万ともされています。

タイプーサム祭(Thaipusam)は毎年タミール歴タイ/Thai月(January/Feburary)の満月の日に行われます。その48日前から信者は準備を始め、前日にはココナッツ割りというハイパーエキサイティングなイベントが開催されます。

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世界一盛大っていうのはこういうことだ

世界一盛大なヒンドゥーの祭典って言われてもね...イメージわかないし...

そんなあなたの為に、バトゥ洞窟(Batu Caves)の画像たくさん載っけときます。

 

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こちらがタイプーサム祭(Thaipusam)最中のバトゥ洞窟(Batu Caves)入り口の状況。

左に見える黄金像の足元左下に、洞窟に入るために登る階段の入り口があります。

そこまですら辿り着けなさそう......

 

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本殿に入ってもこれ。

全然動けません。何もできません。

渋谷と変わんないじゃん!って思ったあなたにこちら。

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そうなんです。変わりません。

渋谷のスクランブルおよそ30個分くらいが、地上/階段/洞窟の3ゾーンに分かれて延々と続くイメージです。

耐えられますか?無理です。

凡人の私には世界一はちょっと刺激が強すぎるようです。

 

しかも彼らの何がすごいって、この人ごみの中で体に大量の針を刺してるんです。

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傷跡はぽっかり開くものの、出血や痛みはないとのことで「ほんとかいな」絶対痛いって.... 

今度ヒンドゥー教の友達を作って聞いてみます。

どんなもんかと思って行ってみた

【行き方】

めちゃめちゃ簡単な方法。

KLsentral駅からKTMという電車でBATU CAVES駅まで行きます。

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切符の販売機は基本壊れてるのでみんな窓口で買います。

「バトゥケーブス!」と叫べばチケットが出てきます。

KLsentralからだと2RM約60円です。簡単です。安いです。

そのまま”見た目"は最新鋭の電車に乗っていれば着きます。

 で、着きますBATU CAVES 駅

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降りるとこんな変な緑の守護神みたいなやつがいます。

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無視してそのまま真っ直ぐ歩きます。

するとメインのところに着きます。

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禁止事項が書いてあります。

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どうやら渋谷のギャルは入れないようです。

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 そして噂の272段階段へ。

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すごい辛そうなアスリート風の女性とそれを撮影する(本当はもっと辛いであろう)撮影カメラを持つタトゥーお兄さん

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登り切る直前に、DARK CAVEという暗闇洞窟探検ツアーがあります。

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しかし時間が過ぎていて入れませんでした.....

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登り切るとこんな感じ。

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 中はこんな感じ。ガラーン。

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入るとこの子がお出迎え

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謎な日傘を持っている。

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こんな神様とか

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調子乗った鶏とか

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お人形さんとか

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洞窟の所々に神様がいます

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モンスターハンターのリオレウスが舞い降りてきそうな吹き抜け

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その下にはメインの礼拝所が。

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上記写真右上の神様ゾーンの裏側のアップ

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千手観音の象みたいなのがいたり

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孔雀に跨った手とか顔とかいろいろカオスな神様がいたり

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両手を挙げたいろいろ謎な存在がいたり

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こいつはマジでなんなんだ。

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おいっつ、こっち見んなって。

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かわいい猿がいたり。

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「なんだこれ。うへへ」

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「がぶっつ」

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「おかーさん。またお兄ちゃん変なことしてる」

「あらほんと。やーね。」

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一回行ったらもういいかな。という感じの観光スポットでした。

 

【マレーシアの雷がマジ恐怖】無災害国家は爆雷国家!?

日本で雷は年間何度発生するかご存じですか?関東地方に住んでいるということも関係しているのでしょうが、すごくレアな印象があります。だからこそ雷の日は楽しいし、でも近すぎると怖い。電化製品はとりあえずコンセントから抜く。そんなことをしています。

一方マレーシア。天気予報は毎日「雷雨」晴れていた空がトイレに行って帰ってくると真っ暗になり空には雷鳴が鳴り響く。バケツをひっくり返したような強烈な雨と強風が吹き荒れまさに
「この世の終わりの序章」
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を彷彿とさせます。
日本にいた時は雷に驚くことは特にありませんでしたが、こっちの雷はしょっちゅう至近距離で落ちるので「ガチで」びびります。ビビって悔しいのでペン(記事)を以てやり返してやります。

信仰対象としての雷

ところで雷とは、農耕民族である日本人にとっては長らく信仰の対象となっていました。農耕中心の生活を送っていた日本人にとっては、天は雨の恵みをもたらしてくれると同時に落雷を起こす存在でもありました。「天神」の起源です。

その信仰は日本神話にも現れています。伊邪那美命はその死後、黄泉の国にて8柱の神を生み落しました。大雷神、火雷神、黒雷神、咲(裂)雷神、若雷神、土雷神、鳴雷神、伏雷神です。それぞれが雷の現象を表す神とされています。雷の多い地域では、これらの雷神は落雷から身を守ってくれる神や恵みの神としてよく信仰されています。風神雷神なんてのもいますね。中国では龍や蛇の形をとることもあります。

日本の気候の説明

ケッペンの気候区分によると、日本は温帯の温暖湿潤気候に属します(北海道は冷帯)。更に日本の気候は主に太平洋側と日本海側で分かれます。夏に湿潤なのが太平洋側、冬に湿潤なのが日本海側です。他に瀬戸内と中央高地に特徴のある気候があります。これに追加して北海道と南西諸島の気候が加わり大きく6の気候が日本にはあります。そんな日本の平均降雨量は約1600mm/年です。さて話は戻りますが、日本では1年間に雷はどれくらい発生するのでしょうか。 気象庁のホームページによると、東京では12.9回/年(30年平均値)発生するようです。

マレーシアの気候の説明

マレーシアはどうでしょうか。これまたケッペンの気候区分によると、最小雨月降水量が60mmを超えるので熱帯の熱帯雨林気候に属します。つまりイメージするところのジャングル、ジュラ紀白亜紀ジュラシックパークです。
こんなんです
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嘘です。

気温は25℃~35℃で毎晩半袖/全裸で寝られます。そんなマレーシアの平均降雨量は約2800mm/年となっており、日本の降雨量の約1.8倍です。

では、マレーシアではどのくらい雷が発生するのでしょうか。東京が13回/年で降雨量が1.8倍なので、大体25回くらいでしょうか。いやいやそんなわけないでしょうということで年に100日でしょうか。

調べてみたら、マレーシアのスバンという土地の観測所で記録された回数に度肝を抜かれました。世界屈指の雷大国マレーシアで記録された1年間で最も雷が多かった年の稲妻発生日数は

「362日」

年に3日間だけ雷が発生し”ない”日があったそうです。いつ洗濯物を干していたんでしょうか.....
ご覧のように、毎日が雷です。
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どのように対策すればいいでしょう。

無理です。雲にミサイル打ち込んで文字通り雲散霧消するシステムを防空システムばりに整備しなければ無理です。天からみたらみじんこのような存在の私たちにできることは何もありません。
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ゴルフをしている時に雷が発生して何人も亡くなっています。昨年はクアラルンプールとランカウイを結ぶマレーシア航空機が雷に直撃されました。ゴルフのプレイ中に雷が鳴ったらプレイを放棄するというルールがマレーシアにはあるようです。
私たちがすべきことはそのルールを守ることです。航空機の中にいる際には仕方がありません。雷神8柱神に道中の無事をお祈りしてください。

おまけ 各宗教の雷神たち

ヒンドゥー教:インドラ
帝釈天天皇などと訳される。「リグ・ヴェーダ」における中心神であり、「ラーマーヤナ」には天空の神として出現。紀元前14Cのヒッタイトの条文の中にもインドラの記述が見られ、小アジアやメソポタミアでも信仰されていた神である。ゾロアスター教では魔王と呼称されていた。「リグ・ヴェーダ」の時代には最高にクールな神とされていたものの、時代が下るにつれその地位は低下し、ヒンドゥー教が確立した時には中心神の座はヴィシュヌ神やシヴァ神ぬ譲り渡してしまっている。

ギリシャ神話:ゼウス
ギリシャ神話の主神にして全知全能の神。発見された銅像はどう見てもただのおじさんなのだが、全知全能。能ある鷹は爪を隠すということだろうか。

北欧神話:トール(ソー)
北欧やゲルマン民族に信仰されていた、雷、農耕の神。マーベルエンターテイメントのソーとはまさにこのこと。http://marvel.com/comics/series/13757/the_mighty_thor_2011-2012

・仏教:風神雷神
千手観音に従い、仏教とその信者を守る。

・インカ神:コンティキ、コン、イラティキ

気象庁
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/toppuu/thunder1-1.html

▼マレーシア気象庁 http://www.met.gov.my/index.php?option=com_content&task=view&id=30&Itemid=147

【マレーシアのイケてるパーティー】peatixのマレーシアローンチパーティーに行ってきた

日本に生まれたからといって一生日本で過ごさなければいけない決まりなんてないんだよということを、リア充国家マレーシアの空気を書く事で伝える記事。今回は、5億円の資金調達を達成しマレーシアでサービスを展開することが決定したイケてるネットベンチャーのパーティーの様子を書きます。

イケてるスタートアップ、peatixってそもそも何


イベント運営者ならば誰しもが経験したことのある「できればやりたくないのにやらないといけない」作業。改めて考えてみるとたくさんありますよね。集客、イベントページの作成、チケットの販売と受け渡し、あちらこちらから入るイベント参加の連絡への対応や受付業務などなど.....
しかし、これらの煩雑で手間のかかる作業を素早くスマートに終わらせることができる方法があります。当日の売り上げが実際どうなるのかに頭を悩ませることもなくなり、イベント当日をいかに盛り上げるかに注力することを可能にする方法です。

皆さんは、peatixをご存知でしょうか。peatixは、カッコいいアンケートを作るサービスSurvey Monkeyを提供している事でも知られるorinoco株式会社の代表的なプロダクトです。 イベント運営者を上記のような悩みから解放すべく作られたサービスがpeatixです。徹底的にイベント運営者の目線に立って作られています。その結果、抜群の使い勝手がIT関係者の中で話題になり、その界隈のイベントで利用され始めたことがきっかけで爆発的に広がりました。日本発、世界で使われるサービスを目指しています。
詳しくはこちら

http://about.peatix.com/pricing.html?hl=ja&force=myabout.peatix.com

いざイベントへ やっぱり多国籍なマレーシア


多民族多宗教つまり多様性に富んだ国がマレーシアです。とはいえ北米に本社機能を持つ日本発のスタートアップのサービスローンチイベントということもあり、無意識に白人や日本人が多いのかなと考えていました。しかしいざ行ってみると、こうでした。
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中華系マレー系インド系日本人白人が勢ぞろいです。

peatix自体は日本発のプロダクトですが、そのシンガポール展開とマレーシア展開に伴って運営サイドに入ったシンガポール人とマレーシア人がイベントを手伝っていました。イベントを盛り上げるために呼ばれたバンドはインド系とマレー系の混合です。paperplane pursuitというバンドで、現地ではそこそこ有名だそう。こちらのバンドです。

www.youtube.com

ちなみにこのユニットをイベントに引っ張ってきたのは設立間もないgigfairyという会社です。この会社は、アーティストとイベントのマッチングを主に行っているようです。この会社のfounder2名もイベントに参加していました。素敵な白人とマレー系のコンビでした。

そして、年齢層が低い!参加者の最高年齢はおそらく30代中盤ではないかと思います。現地の学生も多数参加していました。例えばAIESECerで、etc.MAGAZINEという大学の新聞を発行している女性やTEDxに出ると意気込む男性がいました。
マレーシアでゴリゴリ会社を経営している日本人経営者も何人も参加なさっており、日本での同様のパーティーと比べて格段に刺激的なイベントでした。
肌の色の違う人が同じ空間で違う言語でガヤガヤしてる空気ってやっぱり楽しいですよね。

リア充国家のパーティーはやっぱりリア充


会場に入るとプレゼントが手渡されました。
チケット型のpeatixのチラシと、peatixのステッカー、peatixのロゴが入ったiphoneに付けるマクロレンズ魚眼レンズの3点。
フライヤーもイケてるし、ステッカーもかわいいしレンズは遊び心を感じられて大満足です。
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イベントで外付けレンズなんて貰ったことがないので驚きでした。アジアでは普通なのでしょうか。日本だと欲しくもないボールペンが普通です。相手の期待値を上回る事を「おもてなし」と定義するならば、おもてなし大国と自称する日本をマレーシアが超えたことになります。
気になる食事ですが、普通に美味しかったです。基本的にマレーシアは食事が美味しい事で知られていて、そのマレーシアのレストランの中でもいいところのケータリングだったのではないかと思います。 f:id:yukitokoi:20150404183750j:plain
イベントには現地のバンドが演奏を披露してくれました。愉快な髪型のインド系、マレー系のユニットでした。
どんな歌を披露してくれたのかはちょっと忘れてしまったのですが(すみません)とにかく良い演奏でした。
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結論

とにかくリア充でした

引越しですっからかんになった

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1年間マレーシアに行くということで、部屋をすっからかんにしました。
引越します。というか荷物を全部地元に引き上げます。
ダンボールがこんなになりました。
部屋から物がなくなってスッキリしましたが、本とDVDがない部屋で寂しすぎます。笑
1ヶ月はこの部屋で過ごそう、、、

明日はトビタテの壮行会です! スピーチ頑張らなきゃ

上智大学100周年記念ワシントンDC派遣プロジェクトの集まり

2013/09に、上智大学100周年記念事業としてワシントンDCに派遣されたプロジェクトがありました。

その食事会を1年ぶりにやりましたという日記です。

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僕と同じくトビタテ新興国コースのタイに トビタツとある一般社団法人の理事や
ワーホリでオーストラリアに1年間行く人
ネパールにとある活動をしに行く人
などみんなあっちこっちに行くようです笑

実は、新興国コースを代表してトビタテの壮行会でスピーチをするんですが、

その原稿をお忙しい中お越しいただいた前駐米日本大使の藤崎さんにもお目を通しいただきまして....(お、恐れ多い....)

はい、頑張ります。

新婚さんもいたりして、
昨日に引き続き前向きなエネルギーに満ち満ちてました!
最高でした。

以上、おやすみ!

トビタテ交流会@渋谷

トビタテ2期生と、3期4期の応募を考えてる人でちょっと突っつきあおうぜ会をしました。
インドのバンガロールとアメリカのシリコンバレー行ったり
ガラパゴス諸島行ったり
スリランカとオーストラリア行ったり
カンボジアだのフィリピンだの
ドイツだのロシアだの
なんか色んなとこに行くなぁ(希望含め)

〜に行って〜する!ってすごく前向きなエネルギーで、あそこに居られるのがすごく嬉しくて楽しい。
何をするかよりも、誰とやるか、どこでやるかを重視する私にとっては本当に最高の場でした。
仕事も、こんな前向きなエネルギーで溢れたところでしたい。
そう思いました。

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二次会は15人くらい?でハブを占領しよう!!と言って進駐しました。
ちょっとオシャレなレストランでは出てこないようなぶっちゃけトークすごく面白かったです。

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東工大のトビタテ生が黄金比白銀比の話だったり、256という数字の面白さを語ってくれたりしました。
文系で法律書と睨めっこしてる自分は知らない分野の話で、本当に面白かったです。
好きだなー。

あ、反省として。乾杯の音頭は練習します。
参加者の当日の管理はエクセルでなく紙にします。

何のために生きているのか

むずかしい。
昔は単純に世界中の本を読むことだった。
それが何で?って言われると単に好奇心だったと思う。
小学校の時には年間数百冊読んで表彰されたこともあったけれど、その原動力は世界中の本を読みたいという思いだったと記憶している。
その後、中高大と進んでいってその都度選択に迫られる。毎度毎度「何を捨てるか」という選択。 結局捨ててきたのは装飾で、選んできたのは自分。つまり、周りから見える自分を選んだのではなく、自分から見る自分を重視する選択をしてきた。
おそらく親が周りからの見え方を気にしない人だということに関係しているんだろうと思う。

【トビタテ留学JAPAN】2期3期の選考、面接まとめと対策の相談

トビタテ!留学JAPANも回を重ね、数千人規模のコミュニティーになりつつあります。
これまで私が面接や書類などに関して相談を受けた約70名のうち、7割の方が通過したようです。少しでも助けになれていたとしたら嬉しい限りです。
北は北海道(北海道大学、室蘭工業大学など)から南は九州、沖縄(福岡大学、中村学園大学、名桜大学など)まで、首都圏関西圏では東工大、東京外大、横国大、首都大、筑波大などの国立大学、早稲田、慶應、上智、ICU、同志社、津田塾、法政、日本女子などの私立大学からご相談をいただいています。このプロジェクトは日本全国に開かれているのでぜひ挑戦していただけたらと。 休学や留学に悩んではいるものの、周囲に相談できる人が見つからない方は特にお気軽にご連絡ください。連絡先などは記事下部に載せています。 *問い合わせが多すぎてパンクするため、問い合わせ内容によってはお返事ができかねる場合がございます。 パンクしました。毎月一度こんな集まりを開いているので、是非お越しください。直接お話しできればと思います。 note.mu Facebook page https://www.facebook.com/awaylounge/

この記事では、トビタテ留学JAPAN2期の選考フロー、面接内容、参加者の顔ぶれ、について書きます。 加えて3期の選考情報も追加します。

自己紹介はこちらにあります AWAY ambassador

トビタテ留学JAPANがどんなものかということは皆さんご存知だと思いますが一応一言で説明すると
「世界で戦える人材育成のために、国と企業が学生の留学を支援する」
というもの(勝手に解釈)です。
トビタテ留学JAPANに関連してこんな記事もあります

英語もできないノースキルの文系大学生にも、国は手を差し伸べてくれています | 森山たつを

詳しくは文科省のページへgo!!
トビタテ!留学JAPAN - その経験が、未来の自信。 - トップページ

私の留学計画概要

はじめに、前提条件としてわたしの応募内容を書いておきます。
新興国コースの2期に応募しました。 倍率は7倍という恐ろしさだった1期と比較して、初期の2期の倍率は(応募者数÷採用予定者数)は1.3倍と優しく見えました。 見えただけです。蓋を開けてみると、わたしの応募した新興国コースは倍率5倍(応募者数÷採用者数)に跳ね上がっていました。 裏口勝手口抜け道など数多く楽々入試を揃えた難関私大よりもある意味では難しいんではないかと感じました。

私が応募した際に書いた留学計画の柱は
1、日本とマレーシアをつなぐwebメディア(オウンドメディア)の立ち上げ、運営
2、日本とマレーシアをつなぐ奨学金制度(NPO)の立ち上げ、運営
3、ASEANでの法人向け研修事業や訪日ツアーの開発、運営
の3本です。
簡単に言えば、こんなストーリーです。
まずメディア作って情報発信してマーケティングします。そしてツアーや研修に参加してもらいます。で、日本人をASEANにこっちの人を日本に送ります。費用や人的サポートの面で難のある人に対しては立ち上げるNPOを通して支援していきます。
こんな感じ。

つまり、よくある教育機関(語学学校や大学)への留学ではなく、自分でプロジェクトを立ち上げて運営してくるよーという内容です。
▲トビタテって渡航費と生活費と授業料がもらえるので、語学学校も登録しておけばよかったと面接、選考に通ってから思いました。
一年間の活動を明確に定義することなんてできないので、ある程度柔軟性のある計画にすると良いです。

受験より頑張ったプレゼン資料作成

トビタテの面接時に使用するプレゼン資料作りはかなり丹精込めて行いました。仮にも日本代表を決める選考です。最高300万円の出資が決まる面接です。自分史上最高の集中力で作りました。
一番頭を悩まされたのは"形式"です。当初は大きいパソコンを持って行ってパワーポイントで話せばいいかなと考えていましたが、1期生に
「スケッチブックに貼り付けて紙芝居のようにして発表した」
人がいたということや、windowsが突然フリーズしたりupdate始まる可能性も考慮し、プレゼンはスケッチブックに貼り付けて行いました。
あと、「作った」的な実感が欲しかったという事もあります。

スケッチブックのサイズはA3にしました。かなり大きかったです。とはいえ、聞き手との距離(会場の大きさやプレゼン形式)が不明だったためこのサイズにせざるを得ませんでした。

結果A3で良かったです。もっと大きいと持ち歩きが本当に大変ですし、もっと小さいと書いていある内容が見えにくかったりします。
人によっては全員にipad配ってプレゼンしたというツワモノもいて驚きました。

資料に書いた内容は、"全部"です。留学計画のことだけではなく、自分の事についても書きました。私は自己紹介というものがとにかく苦手で(なかなか特異な判断でこれまで生き生かされてきたため)すが、面接選考で絶対に「ちょっと自己紹介して」と言われると思ったので資料に落とし込んでいきました。
小学校からこれまでの自分史を勝手に編纂したイメージです。 案の定聞かれたので良かったです。

選考内容

選考の流れ

トビタテ2期の選考は、 1,書類選考(一次選考)
2,1対1面接 (以降、二次選考) 3,6人グループ内で、個人の留学プラン発表
4,6人グループで、グループワークと発表

という流れで進行しました。
トビタテ3期の選考もほぼ変化なしだったようですが、グループワークの時間が計60分から計90分に追加されたようです。
また、2期の選考の際には存在していなかった学生同士の「交流会」なるものが実施されたそうです。羨ましい...

書類選考(2,3期)

なんだかんだ1番時間をかけたのがここです。理由は
* そもそも項目が多い
* 書類で落ちたら立ち直れない
* 今後のトビタテ関連のあらゆる活動の礎である
* 留学のアウトプットの質に大きく影響する からです。
一般的な履歴書の様なシートがまずあり、他に 何故トビタテに応募したのか 何故新興国コースなのか 困難を克服した経験 これまでの活動
といった就職面接ですか?というような設問や、
現地での活動プラン(日程)のような項目もありました。
なんだかんだ10時間は軽くかかりました。

ここはしっかり考えた方がいいです。この後の選考では、基本的にこの書類を基にいろいろ質問されます。

個人面接(2,3期) 25分

わたし的には一番楽しくかつ気楽だったのがこの個人面接です。30,40代の某飲料メーカーの人事部長さんとの一対一の面接でした。

まず、事前に作って持って行ったA3のスケッチブック資料を基にぶわぁぁぁぁぁって話しました。
聞かれた質問はこちら

1,ちょっと自己紹介をお願い
2,何でトビタテに応募したの?
3,何でマレーシアなの?
4,現地では何をするの?
5,ちょこちょこ入っている数字の根拠は何かあるの?
6,トビタテに感じている価値は、経済的な支援の他になにかある? いま思い出せるのはこんな感じです。

ちなみに、A3のスケッチブックに何を書いたかというと
1,小学校から今まで、何をしてきたか。夢はなんだったか。
2,何処に行くのか、なぜ行くのか。 3,何をするのか、なぜするのか。 の3つです。

というわけで、質問と作っていった資料を見れば分かる様にイレギュラーっぽい質問はほとんどありませんでした。
自己紹介ではスケッチブックを取り出し、小学校~今までの自分を3分くらいで説明しました。
後の質問に対しても基本はスケッチブックを元に説明。 スケッチブックで説明できなかったイレギュラーな質問は2つでした。
なんでトビタテに応募したのか
資料と書類にちょこちょこ出てくる数字の根拠は何かあるのか
トビタテへの応募理由は書類選考の時点で書いて提出してあったので問題ありませんでした。その通りに答え、+αで書ききれなかった分を述べた感じです。
唯一完全に準備していなかったのが「数字の根拠」の部分です。頭の中で整理していなかったので焦りました。
正直に「少し整理させてください」
と言って時間を頂く事で乗り切りました。(何を聞かれてもいいように、「何でパワポはこの構成なのか」「何でこの色なのか」など細かいところまで理由づけして持っていったにも関わらず盲点でした...)

数分時間が余り、世間話をしました。
事前研修で会おう!一年後が楽しみだね!と言われたので
「面接はうまくいったかもしれない」とは思ったものの
「上げて落とす作戦かもしれない....っ」とびくびくしていました。

グループ内プレゼン(2,3期) 1人5分

6人1組+面接官のグループでプレゼンを行いました。
わたしのグループは、茨城東京徳島京都から来た学生で構成されていました。
都内にいると基本的に1都3県+時々大阪京都の学生としか関わらないので新鮮でした。

プレゼンは、面接の時と同じくスケッチブックを使い、自己紹介は省き「何をやるのか」について話しました。
私の場合は、留学プランに入れている事業のMVP(お試し版みたいなやつ)を既に実行していたので
「わたしは~をやります。実際に先日は~を行ってきました。」
のような形で発表しました。
突っ込まれた質問は全くなくて、唯一された質問は
「そのXXXというサービスの名前の由来は何?」
というものでした。 ちょっと拍子抜け。

グループ内フィードバック(3期) 30分

2期では存在していなかったセクションです。
お互いのプレゼンを聞いて感じたことをフィードバックし合うという内容だったそうです。選考に関係あるのかはわかりませんが....

グループワーク25分(2,3期)

グループワークのお題は「留学生を倍増させるには何をすればいいのか」を20分で考えて5分で発表しなさい。
というものでした。
議論は、「留学っていう選択肢は普通にあるんだよということをいかに早い段階で認識してもらうかが重要だよね」という内容で進行しました。 まぁわいわい楽しくやりました。

ちなみにリーダーも書記もプレゼンターもやっていません。

トビタテの価値とは

実は一対一の面接ではこんなことも聞かれていました。
「あなたがトビタテに感じている価値は、金銭的な支援以外に何がありますか」
あ、いい質問だなぁと思って思う所を話しました。
実際トビタテの価値は金銭面だけにはないです。というより、金銭面はおまけです。

人によって感じるところは違うと思いますが、
今迄は「単なるあほ」と思われてきたような活動に、国家が後ろ盾としてついたこと
同じような方向に尖った人と出会い、協働するコミュニティーができたこと
など。素晴らしい事だと思います。

わたしは「何を」よりも「何処で」「誰と」が重要だと考えています(モチベーションに関して)
その点で、トビタテが提供してくれる「場」と「人」に物凄く価値を感じています。
そもそも大学を選ぶときに「起業」か「グローバル」のどちらかで選択を迫られ(わかる人には分かるはず)後者を選びました。小さいころ宇宙飛行士になりたかったこともあり、未知のものへの好奇心が旺盛です。トビタテにはそんな好奇心の塊みたいな人が本当にたくさんいて、話しているとワクワクします。何年か後にみんながどこで何やっているのかすごく楽しみで、おそらくそこらの大企業で上司の愚痴を言いながら飲んでる...みたいな人はいないんだろうなと思います。

トビタテは、数十年後にも生き続けるコミュニティーになんだろうなと感じています。 運営側が過度に干渉するでもない、上下のない"フットワークの軽さ"の方向が"世界"に向いている人の集合体。
役職をつけたがる組織やなんらかの強制を迫るタイプのコミュニティーではなく、外郭も中心もないコミュニティー。私が理想とするコミュニティーでした。これからが楽しみ。

パワーポイント

トビタテに関して質問がある方は以下の連絡先からご連絡ください。パワーポイントも参考資料としてご入用ならば差し上げます。 *問い合わせが多すぎてパンクするため、問い合わせ内容によってはお返事ができかねる場合がございます。 例えば、「どのように対策すればよろしいでしょうか」「パワーポイントはどうやって作ればよいですか」などあまりにも漠然としたものや、 とある分野について専門知識が必要でもはや「相談」の域を出ているものがそれにあたります。 毎月一度こんな集まりを開いているので、質問のある方やアドバイスが欲しい方は是非お越しください。直接お話できればと思います。 note.mu Facebook page https://www.facebook.com/awaylounge/

私についてもっと知りたい方はこちら

AWAY ambassador

ブログとカメラをはじめて変わったこと

日常がめちゃめちゃ楽しくなった。理由は「自分の感情が動くように意識して行動するようになった」「世の中の綺麗なもの、おもしろいものを探すようになった」から。

ブログとカメラに対して抱いていたイメージ

ブログもカメラも完全に「得体の知れない世界のもの」という印象を抱いていた。

ブログは、芸能人やアイドルや女子高生が良くわからない日記として使っていたり
ネットワークビジネス系の人間がわさわさいるイメージだった。
そもそも住む世界も価値観も違う人間が使うものなんだろうなと思っていた。

カメラの世界は、良くない意味での「オタク」のような人や
年齢層がかなり上の人、いきなり世界一周や日本一周をするような良くわからない人(当時の自分の世界観はそんなもん)が有象無象にひしめいている印象。だった
持っていても重いし、値段も高い。大きい。持っていてもかっこよくない。そんなの全然クールじゃないじゃん。
持つ理由がわからなかった。

というわけで20年間ずっと敬遠し続けてきたのがカメラとブログ。
ところが今では一眼(Canon 60D)をぶら下げ、一日の終わりには振り返りを兼ねてFacebookに投稿する代わりにブログを更新している。
数年前の自分が変人奇人と思っていたような人間に自分がなったわけ。
なんでこうなったのか、何が変わったのかをメモっておこうと思う。

ブログを始めた理由

そんな自分がなぜ今ブログを書いているのか。
1,他人に対する自己紹介、未来の自分に対する自己紹介になるから
2,文章を書く練習になるから
それだけ。他に理由があるとすれば、自分がweb系の会社でインターンしていることもあって、せっかく得たものがあるなら実践しようと思ったから。

カメラに興味を持った理由

割と単純な理由で、インターン先にカメラを販売している会社を選んだから。
当時の自分の行動の軸は「自分が興味のない分野に入る」ことだった。その結果「カメラ」を「売る」という興味のなかった単語がこの短文の中に2つも入る会社で働くことになった。
毎日カメラに触れていると愛着も湧いてくる。しかもフィルムからデジタル一眼複眼、大判中判などいままで触ったことのないカメラに触れることができて
気づいたら普通に好きになっていた。
割といいカメラも会社の関係で安く手に入れられたこともあり、小躍りしながら撮りまくっている毎日。
ただの変人

ブログで何が変わったか

まず、使うツールが変わった。
今までは気付いたことを異なるツールに投稿していた(nstagram、TwitterFacebookへ)
そんな当時の問題意識は、すべてフロー型であって蓄積されるものではないということ。
どれだけ有益なことを書いていたとしても、どんどん流れて行ってしまい、それを振り返ることはない。
それに、情報が分散しているため、思い立って振り返ろうと思っても探し出せない。
そこで、Day Oneというアプリを利用することにした。
「自分専用のSNS」(自分専用の時点でソーシャルではないが。)みたいなもので、非常に使い勝手が良い。
ことあるごとにDayOneに投稿する。綺麗な建物から小さな気づきまでメモリまくる。
そしてそれを振り返りに使い、ブログを書いたりもする。
DayOneにいろいろな点をこれでもかと詰め込み、ブログにそれを線にしてまとめる。
そんな感じ。

そして、意識も変わった。
ブログ は文章を書くもの。画像バンバンのもあるが、自分は文を書きたい。から書く。
それにはストーリーが必要。そして、その核となるネタも必要。
となると街の歩き方が変わってくる。とにかく何か変わっているもの、いつもの違うもの、かっこいいものかわいいもの綺麗なものを探しまくる。ぽーっと携帯を見ながら歩いていた街路をきょろきょろしながら歩くようになる。
そして、そうすると大抵何個か新しい気づきを得ることができる。
その気づきはもれなくブログの記事になる。発信されるしストックされる。素晴らしい。

カメラを使って変わったこと

ブログの時と共通している点も多いが、ブログは主に「内面」に焦点が当たっていた。カメラは「外形?」に焦点が当たる。
街歩いていてもどこに行っても素晴らしい物って多い。海外帰りの人は「日本って素晴らしい」とかなりの確率で言うが(かくいう自分もその一人)間違いではなく、素晴らしい物は世界にあふれている。それに気づくか気づかないかということが難しいだけ。違う世界を知ったからこそ分かる良さってのも多い。授業で隣に座っていた人が実はドエライ人だったということもあるかもしれない。突っ込んでみると素晴らしいかったということも多い。
カメラを持っていると、その意識がちょっとだけ高まる。カメラを持っていないと、だれがどう見ても素晴らしいものでインパクトの強いものが飛び込んでくる。というかそういうものではないと気づかない。
逆にカメラを持っていると素晴らしい物を獲りに行こうという意識に変わる。受け身ではなくなる。
よく「当事者意識を持て」と言われるが、同じようなもんだと思う。世界が急に面白くなる。素晴らしい。

結論、カメラをブログは素晴らしい。