外の世界は意外と楽しい

海外経験者のサードプレイスAWAY LOUNGE代表者のブログ

ブログとカメラをはじめて変わったこと

日常がめちゃめちゃ楽しくなった。理由は「自分の感情が動くように意識して行動するようになった」「世の中の綺麗なもの、おもしろいものを探すようになった」から。

ブログとカメラに対して抱いていたイメージ

ブログもカメラも完全に「得体の知れない世界のもの」という印象を抱いていた。

ブログは、芸能人やアイドルや女子高生が良くわからない日記として使っていたり
ネットワークビジネス系の人間がわさわさいるイメージだった。
そもそも住む世界も価値観も違う人間が使うものなんだろうなと思っていた。

カメラの世界は、良くない意味での「オタク」のような人や
年齢層がかなり上の人、いきなり世界一周や日本一周をするような良くわからない人(当時の自分の世界観はそんなもん)が有象無象にひしめいている印象。だった
持っていても重いし、値段も高い。大きい。持っていてもかっこよくない。そんなの全然クールじゃないじゃん。
持つ理由がわからなかった。

というわけで20年間ずっと敬遠し続けてきたのがカメラとブログ。
ところが今では一眼(Canon 60D)をぶら下げ、一日の終わりには振り返りを兼ねてFacebookに投稿する代わりにブログを更新している。
数年前の自分が変人奇人と思っていたような人間に自分がなったわけ。
なんでこうなったのか、何が変わったのかをメモっておこうと思う。

ブログを始めた理由

そんな自分がなぜ今ブログを書いているのか。
1,他人に対する自己紹介、未来の自分に対する自己紹介になるから
2,文章を書く練習になるから
それだけ。他に理由があるとすれば、自分がweb系の会社でインターンしていることもあって、せっかく得たものがあるなら実践しようと思ったから。

カメラに興味を持った理由

割と単純な理由で、インターン先にカメラを販売している会社を選んだから。
当時の自分の行動の軸は「自分が興味のない分野に入る」ことだった。その結果「カメラ」を「売る」という興味のなかった単語がこの短文の中に2つも入る会社で働くことになった。
毎日カメラに触れていると愛着も湧いてくる。しかもフィルムからデジタル一眼複眼、大判中判などいままで触ったことのないカメラに触れることができて
気づいたら普通に好きになっていた。
割といいカメラも会社の関係で安く手に入れられたこともあり、小躍りしながら撮りまくっている毎日。
ただの変人

ブログで何が変わったか

まず、使うツールが変わった。
今までは気付いたことを異なるツールに投稿していた(nstagram、TwitterFacebookへ)
そんな当時の問題意識は、すべてフロー型であって蓄積されるものではないということ。
どれだけ有益なことを書いていたとしても、どんどん流れて行ってしまい、それを振り返ることはない。
それに、情報が分散しているため、思い立って振り返ろうと思っても探し出せない。
そこで、Day Oneというアプリを利用することにした。
「自分専用のSNS」(自分専用の時点でソーシャルではないが。)みたいなもので、非常に使い勝手が良い。
ことあるごとにDayOneに投稿する。綺麗な建物から小さな気づきまでメモリまくる。
そしてそれを振り返りに使い、ブログを書いたりもする。
DayOneにいろいろな点をこれでもかと詰め込み、ブログにそれを線にしてまとめる。
そんな感じ。

そして、意識も変わった。
ブログ は文章を書くもの。画像バンバンのもあるが、自分は文を書きたい。から書く。
それにはストーリーが必要。そして、その核となるネタも必要。
となると街の歩き方が変わってくる。とにかく何か変わっているもの、いつもの違うもの、かっこいいものかわいいもの綺麗なものを探しまくる。ぽーっと携帯を見ながら歩いていた街路をきょろきょろしながら歩くようになる。
そして、そうすると大抵何個か新しい気づきを得ることができる。
その気づきはもれなくブログの記事になる。発信されるしストックされる。素晴らしい。

カメラを使って変わったこと

ブログの時と共通している点も多いが、ブログは主に「内面」に焦点が当たっていた。カメラは「外形?」に焦点が当たる。
街歩いていてもどこに行っても素晴らしい物って多い。海外帰りの人は「日本って素晴らしい」とかなりの確率で言うが(かくいう自分もその一人)間違いではなく、素晴らしい物は世界にあふれている。それに気づくか気づかないかということが難しいだけ。違う世界を知ったからこそ分かる良さってのも多い。授業で隣に座っていた人が実はドエライ人だったということもあるかもしれない。突っ込んでみると素晴らしいかったということも多い。
カメラを持っていると、その意識がちょっとだけ高まる。カメラを持っていないと、だれがどう見ても素晴らしいものでインパクトの強いものが飛び込んでくる。というかそういうものではないと気づかない。
逆にカメラを持っていると素晴らしい物を獲りに行こうという意識に変わる。受け身ではなくなる。
よく「当事者意識を持て」と言われるが、同じようなもんだと思う。世界が急に面白くなる。素晴らしい。

結論、カメラをブログは素晴らしい。